2012年01月24日

Old Luna @

またまたリペアの依頼がきました。

今回はなかなか手強いですぞ。
何たって半世紀程生き抜いてきた強者ですから。
それはこれ!

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Old Lunaです。
Lunaは1950年代の第一次ウクレレブームの時に生産された国産のウクレレで
年期の入った逸品です。

実は女性オーナー様からの依頼で、何でも祖父の形見だそうでして長期間押入れ?
で眠っていたのをお孫さんが見つけてウクレレ演奏を始めたという事でした。

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しかし劣化が相当すすんでまして
@ ペグが滑ってすぐ緩むのでチューニング出来ないということでした。
見たと通りのプラスチックペグを差し込んだだけのものなので段々穴が広がって変形
したものと思われます。

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Aサイドに打ち傷があり一部が欠損している。

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B接着面の隙間が有り広がってきている。
Cバックのブレイシングの一方が外れてそれによりバック板にヒビが入ってる。
(押すとギシギシいいます)
そして見た通り斑に塗装が剥げている事。
これは多分初代オーナー様が自分で再塗装を試みたが途中で断念したのではと思われます。
(ペーパーヤスリの跡がおりますから)

オーナー様の希望は「大切な思い出の品なので出来るだけそのままに(斑のまま)補強して
永く使いたい」との事です。

さあこのウクレレをどう復元すればいいのかー
期限は2か月間。じっくり考えて作業に入りたいと思います。
(経過はこのブログに随時UPします)

HPはコチラ
posted by 家入 慈郎 at 23:38| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月17日

ココボ〜ロ

といってもチチボ〜ロの親戚ではありません(念の為)
ココボロ=マメ科の広葉樹でギターのサイド・バックに使われる高級材です。

先日工房に来ていただいたお客様とオーダーウクレレの打ち合わせしていた時に
決まった材料です。
最初はコア・マホガニ―等を見ていただいたのですがいまひとつピンとこない様子。
そこで更に色んな材を披露して最後に残ったのがココボロという訳です。

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しかもこのココボロ、木材屋さんも忘れてた位古く枯れたクリーントーンの材なのです。
オーナー様の希望でテナーサイズ(PU付き)のボディはオールココボロ。
しかもセンターにサップ入りです。
ネックはホンジュラスマホガニー。指板&ブリッジは黒檀。ロゼッタは白鳥貝という
まさにオンリーワンのウクレレです。
ギターを製作されてる方から見るとトップまでココボロというのは邪道に映るかもしれませんが
これは「ウクレレ」なのです。十分楽器として成り立つ算段ができてますので大丈夫。

最近コア・マホ・マンゴーばかりで製作していたので久々のチャレンジでやりがいがあります。
といっても少し先の開始ですが。

で、最後まで候補に挙がってたのがこれ

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ジリコテ(シャム柿)です。
まるで水墨画の様な柄が特徴ですね。
残念ながらテナーを作るにはトップが別の板になるので断念しました
(コンサートならOKです)
チャレンジしていただけるお客様募集中です(笑)
posted by 家入 慈郎 at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月13日

{ 「お〜い、生きてるかぁ」

って今日突然作業場に珍しいお客様がいらっしゃいました。
その方は私がまだ会社員で営業をしていた時にお世話になった社長さんでした。

あの当時とりあえずダメ元で飛び込んで営業かけた会社だったんですが
ユニークな社長さんで、ためになる話を沢山聞かせてくれたのを覚えてます。
今の仕事に就いた時も色々アドバイスいただいたりでお世話になりっぱなしな
社長さんです。

でも最近お会いしてないのでまたお邪魔しようと思ってた矢先の訪問でして
びっくりするやら嬉しいやらでした。

「おぉ、こんなアンティークなところで作ってるんだ。で、作ってるウクレレって
どんなの?」って言われたのでちょっと恐る恐るで手渡すと
「あっ、何か可愛いね、それに凄く音が腹に響くもんなんだねこのウクレレ」
「ありがとうございます」
「いやね、君がちゃんとやってるのか心配だったんだよ。
私はウクレレの事は分からないけれどこれなら商売になるんじゃない。安心したよ」
って豪快に笑ってくれました。

こちらこそ気にかけていただいて凄く嬉しいです。

う〜んこりゃあ更に頑張らねばと思う今日の私でした。

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HPはコチラまで 
posted by 家入 慈郎 at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月11日

リペア料金改定のお知らせ

当工房では製作したウクレレは勿論他ブランドのリペア(修理)も施してきましたがこの度
新たに料金を作業別に設定させていただく事になりました。

今迄はほぼ均一料金でお受けしていたのですがやはり作業にかかる時間と
お客様の大事なウクレレに手を施す責任がありますので安易に引き受けるのは
失礼にあたると考えたからです。

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料金についての詳細は個別にご連絡(メール)いただければ幸いです。

尚、Purity ukuleleをお買い上げいただきましたお客様のリペアは引き続き基本的に
無料とさせていただきます。

何卒宜しくお願いおねがいいたします。


HPはコチラ

posted by 家入 慈郎 at 22:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月04日

スイッチ ON

明けましておめでとうございます。
正月はお酒とテレビ駅伝観戦三昧の日々(何故か早稲田ファン)を送っていた
私ですが今日から本格始動です。

さて新年最初の作業は・・・

里帰りウクレレの調整&クリーンアップです。

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昨年嫁入りしたコンサートウクレレですが、まずは弦高調整から。
12フレットで0.4o程下げる為サドルを削ってます。
ハイ、OKですね。

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次にフレット&指板の汚れ除去です。
特に指板は皮脂や埃が着いてますのでしっかりお掃除します。

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どうでしょうか?

最後に全体の汚れを拭き取った後ワックスを布塗して磨きます。

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大分蘇りましたね。
さあ早くお返しして気持ち良く弾き初めしていただきましょう。

HPはコチラ

posted by 家入 慈郎 at 21:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月31日

今年最後の更新

いよいよ2011年も最終日になりましたね。
で、今年のラストにUPするのは大物「スロテッドヘッド テナーウクレレ」です。

すでにオーダーいただいたオーナー様のところに嫁入りしてまして、先日その演奏を
聞かせてもらいました。

以前からスロテッドヘッドはウクレレにいるのかどうか疑問に思っていたので敢えて製作
しませんでした。
しかし「喰わず嫌いもいかんな」との思いもありましたのでオーダーいただけたのは
グッドタイミングだったのかもしれません。

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ボディはフレイムコア



指板・ブリッジ・ヘッドプレートには黒檀を使用しました。

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今回は指板に緩く400Rを施しました。

弦はダダリオのプロアルテ、そして私としては豊富な音色をえる為に
サイド厚を深めにしてみました。

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思ったより粒立ちの良い音色となり、なかなか◎ではないでしょうか。

う〜んスロテッドのおかげで張力が増したのが良かったのか?
まだまだ修行が必要ですね。

ということで来年はスロテッドのお客様大歓迎です(笑)



本当に今年もお世話になりました。
2012年は工房開設5周年でもありますので、もっと前に出て
頑張りますので宜しくお願いします。


posted by 家入 慈郎 at 12:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月29日

溝掘り作業

image/2011-12-29T10:30:27-1.jpg以前お客様にバインディング&パーフリングはどうやって描いてるの?って質問されました。「いえ、描いてるのではなく溝を掘って木やセルロイドを接着してるんです」と答えるとビックリされてたのを覚えてます。
そう、その為に溝を掘ってるのです。粗方は機械でやりますが最後は人の手で細かい作業をします。
画像はまだ調整前のものでして後はチマチマ作業…がんばります(笑)
posted by 家入 慈郎 at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月28日

Koa病再び

image/2011-12-28T07:57:17-1.jpg作っては材料を買ってまたつくる…という自転車操業がフル回転して「何か自転車というより一輪車やな」と思う今日この頃。
で、昨日又々Koa購入しました。
今回はスライスした板で5A・4Aクラス。既に3〜4年乾燥済みですがねんの為更に放置しておきます。
これでテナーまで10本は製作出来ますね。
当分お腹いっぱいです(笑)
posted by 家入 慈郎 at 08:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月25日

完売しました

12/14 よりヤマハミュージック東海 名古屋店で販売中の
マンゴ―ソプラノ(ロングネック)が本日お客様の元に旅立っていきました。

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お買い上げありがとうございました。

次回作、ご期待ください。
posted by 家入 慈郎 at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月15日

ヤマハミュージック第2弾

今年9月から開始したヤマハミュージック東海 名古屋店さんでの販売の第2弾です。

まずはこちら

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前回好評でしたコアボディ(3Aクラス)のハーフウクレレ、今回は一枚板で登場。
例によって16・17・18フレットにはアバロン貝のインレイを入れたダミーです。
そしてちょっとシックに艶消し塗装にし、ギヤペグも艶消し黒ボタンを採用しました。
またサイド板幅を厚めにすることによりより深みのある音色になりました。
ロゼッタはお馴染み「チロリアンロゼッタ」です。


続いて

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ハワイアンカーリー―マンゴーのロングネックソプラノウクレレ。
こちらも一枚板です。
トップ上部に遊び心でターコイズブルーのホヌを施しました。
マンゴーらしい可愛らしい音色プラス輪郭のハッキリした感じと豊かな音量が
特徴です。


以上2本近日中に店頭及びWEBでの販売が開始されますので是非一度手にとって
弾いてやって下さい。

詳細はPurity ukuleleのHPでどうぞ。



posted by 家入 慈郎 at 08:30| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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